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六甲 全山縦走(3) '10.11.24 曇

阪急王子公園駅-青谷道-史蹟公園-摩耶山-自然ノ家-記念碑台-凌雲台-極楽茶屋-紅葉谷-百間滝-ロープエイ有馬駅

 全山縦走コースの三回目を歩いてきました。昨日(23日)に今年の六全2回目が実施され、さすがに今日の縦走コースを歩いている方はまったく関係のないお年よりばかりがちらほらでした。

 今回の摩耶山から極楽茶屋のいわゆる六甲山上部分は若かりし時代に車で遊びに上がって以来で、大昔の思い出を思い出しながらの歩きでした。

 前回下山に使った上野道とは雲泥の差でよかった青谷道のコースは紅葉があちこちきれいで惚れ直しました。今後摩耶を登る時には青谷道に決めようと心しました。そして成田不動(10:00)を少し上がると最後の水場(10:03)も元気よく出ています。

 水場の件ですが、前回日曜日に摩耶山で掬星台の水道は水が出ましたが、今日は平日のためか元栓が閉められて出ませんでした。このような仕打ちには万一テントでも担いだ時には困りものですよね。やっぱり私設の水道設備には要注意ですが、自然の水場は枯れることは別にしてある程度メドは立ちます。

 さて公園駅(9:18)から青谷橋(9:32)を渡って坂道の勾配が増す登山口(9:37)まで約20分でいよいよ山の中ですが、すぐに山肌は真っ赤な紅葉真っ盛りの状態となっていました。

 S51年に開かれた観光茶園(9:45)あたりももちろんモミジの紅葉が続き、茶屋や地元の登山者の小屋に野菜畑など人の出入りは賑やかなようで、道ももちろん手入れされています。

 行者堂(10:05)が祀られるあたり一帯も前後して紅葉が競うように艶やかで、自然の織り成す光景を繰り広げられているのです。

 旧天上寺山門下の分岐(10:28)あたりは常緑樹達の極相林地帯で鬱蒼としてはいるのですが、そんな中にも↓右画像のような真っ赤な紅葉にうっとりです。

 史蹟公園から先の分岐(10:26~30)は今日は三角点をパスし、右への森林浴コースより摩耶山掬星台(10:46)に上がりました。寒いのに展望もそんなにないために5分の休みで北側へ下のトイレ方面に下ります。

掬星台のモニュメント 「掬星台」の由来
 「掬」は「手ですくう」の意で先人が満点の星空があまりにも近いので手が届きそうだ。手ですくえそうだと言った事に由来するそうです。
 山頂からは、神戸、阪神、大阪湾の大パノラマを眺めることが出来ます。六甲ガーデンテラスと並んで神戸を代表する夜景の名所でもあり、眼下に広がる1000万ドルの夜景『光の海』は日本三大夜景として知られているようですね〜♪
 因みに、日本三大夜景のあと二つは、函館山から望む北海道函館市の夜景、稲荷山から望む九州長崎市の夜景だそうです。

 今日のコース中で掬星台(10:46~50)から北への極楽茶屋(14:12~15)までは初めて同然の歩きとなります。オテル・ド・摩耶のP奥から細い山道に入り天上寺を左に見て、いよいよアゴニー坂(11:13)です。アゴニーとはアゴの出るほど苦しい坂道とのことらしいのですが、そんなにしんどい坂道ではありませんね。

 それよりオテル・ド摩耶やアゴニー坂って響き何となくオシャレで趣きのある感じがありませんか〜?、そのアゴニー坂途中から六甲山牧場も山の斜面におしゃれに見えました。

 そして車道に出て杣谷峠へ向うとドウダンツツジの植栽(11:33)が真っ赤に大紅葉でした。これぞ見事な紅葉ですね。
 杣谷峠(11:35)あたりまで来て穂高湖の標識を見ると思い出しました。何年か前にその湖の先の新穂高に登り、徳川道より杣谷から阪急六甲まで歩いたことです。 

 今日はそれを右に車道を歩き自然の家(11:43)まで来ると遊園地風の設備が人気もなく淋しそうです。その先から山道の登りにかかって三国池方向に行かず、名前に誘われサウスロードの山道、これがまた素敵で正解でした。全縦コースになぜ入れないのだろう?と思いながら自然に溶けこみそうでした。

 その後もまた車道歩きでほどなく裏六甲の入り口と交差する丁字ケ辻(12:18~42)です。その下にベンチもありお昼としましょう。

 そしてこれからが六甲山上でしょうか。ハイカラな六甲山ホテルや設立100周年記念の垂れ幕かかる六甲山郵便局を見ながら通過して着いたところは記念碑台(12:55~13:05)です。
 四っ辻に六甲山ガイドセンタが目につきましたので中へ入るとひとりのおじさんが暖房をガンガンいれて所載なさそうにいましたので、極楽茶屋へ行くには?と声を出すとドライブウエーを行くと3kほどだよとぶっきらぼうーに言います。

 ザックを担ぎ登山靴を履いた私の姿を見ているのにこの答え、山の中を通る道をなぜ説明しないのか?とこんな役所上がりの天下りおじさんでは話にならないとすぐに出て、上の記念碑台に上がってみると県立六甲山自然保護センターがあり、中に入って覗いてみるとこれまた天下りらしきおじさんが暇そうにしています。資料をサラッと見てここもすぐにおいとまでありました。

 記念碑台に来てなんだか昨今、世間を騒がしている天下りの世界を垣間見るようで気分が悪くなってしまいました。日本全国で公務員をこのような形で天下りさせているのでしょうか。箱物を作るのは天下りを雇うために設備を設けたのであって市民に喜ばれるのが目的は二の次としていると思われてもいたしかないでしょう。

 こんなに立派な設備を設けたのだから、来客者からあの方達がいてくれたから説明も楽しく聞かれありがたかったと思われるような応対などが望まれます。
 このように配置する人材もいろいろ立派にこなしてくれるような配慮を願いたいものであると思うのは私だけでしょうか。

 気分を取り直しておじさんの教えた道路は行かずに六甲山小学校横から、すばらしく雰囲気のいいハイキング道を行きます。
 あの六甲山の開祖である英国人A.H.グルームの業績をたたえて六甲山夏山シーズンの安全を祈願するグルーム祭が7月に行れるらしいのです。
 その先には神戸GC(13:20)の約500mほどの金網道よりみよし観音を見て、御影石で有名となった石切道(13:33)を右に見送って華やかな観光地のガーデンテラス(13:37~52)の見晴の塔を楽しみました。

 ここはおしゃれなお店や展望テラスなどがあって大勢の観光客がいます。もちろん飲み物、食べ物のお店やトイレもあり休憩にはうってつけの一帯です。そして凌雲台は遊園地などで建物も賑やかです。

見晴の塔、どうおしゃれでしょう・・・ 塔から見るとアッ、あの左二つのパラボラだ!

 この二基のアンテナを見て思い出しました。今はN社ですが無線中継所の設備を30数年前に、その案内役として大阪からはるばるお客様懇話会のメンバーを案内し、その日は今も元気に頑張っているグランドホテル六甲スカイヴィラで懇談をしていただいたことがあったなぁと夢のような気分になりました。。

 このすぐ下には六甲有馬ロープウエイの山頂駅も近く山歩き時にはここからエスケイプも可能でしょう。でも今日はここからまた山道に入り、難路で名高い五助山への道を右に見送ってすぐに極楽茶屋(14:12~15)に到着です。展望台からの見晴も今日はそんなによくありませんのですぐに紅葉谷へ下りましょう。

 道二本の左は湯槽谷山への番匠屋畑尾根、右が紅葉谷道です。この道はS7年六甲ケーブルが開通した時に整備された古い道です。さすがに紅葉とついた谷道ですばらしいモミジの紅葉が楽しめました。

 紅葉の前に滝見物としましょう。その分岐(14:35~37)から行き6分、帰り9分でしたが、特に帰り道が急な登りが続きます。
 冬は凍るために入る時にはアイゼンが必要と注意書きもありました。滝の水量が少なく豪快さには欠けていましたが、これが凍結すれば氷瀑の百間滝として見ごたえ十分らしいです。

 他にも似位滝、七曲滝などがかかっているようですが機会があれば厳冬期の氷瀑を見にやってきたいと思いました。
 滝見物から分岐に戻り目の前に紅葉が目につきました。そのまま歩いてしまうのは惜しいのでここで行動食で一本立てます。(14:57~15:05)

 谷歩きを楽しんで紅葉谷出合(15:18)まできました。ここからの紅葉もやや遅かったのですが、谷筋の雰囲気といい、紅葉といい大自然の仲間であることの喜びを感じながら、それにしても見事というほかありませんでした。

 湯槽谷峠分岐(15:25)からすぐに林道となって簡易舗装されてくると六甲有馬ロープウエイ駅(15:40~56)到着でした。長い縦走で満足しながら有馬ループバスを待って神有有馬駅前から宝塚までバスで帰ることとしました。

 なお、これまでの一回目二回目のコースもご覧ください。

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