京都西山 小塩山からポンポン山'11.4.21 晴

 小塩山のカタクリはほぼ終盤でしたが他の種を楽しめました。その後は森の案内所で昼食するまでにイチリンソウの群生地を確認しようと、往復半時間強をポンポン山へのコースとはまったく異なる道を進みましたが、残念ながら今年の寒さでまだまだ先の開花となるようでした。

 遅めの昼食を済ませるといよいよ、かまが谷の花めぐりの始まりでした。3/26に訪れて以来でしたが、あの時との違いようには目をみはる開花状況でうれしい悲鳴でした。
 まさに西山の自然を歩く楽しさを満喫させていただいた一日となりました。

トウゴクサバノオ(キンポウゲ科)花の大きさは6~8mmの小さなものですが、可能な限りズームで撮りました。

 よく見ると人間の顔も姿、色など人によりさまざまですが、このお花も別の種かと思うほど違いがありますね。。そしてうれしいことには、このトウゴクサバノオがこれまで毎年一箇所のみでしか咲いていなかったのですが、今年は5箇所ほどで満開に出会えました。咲く場所が増えたといえるのではないでしょうか・・・

 そしてポンポン山のカタクリを見ていつも思うのですが、小塩より花弁が大ぶりの感じがします。小塩山と違いこちらにはボランテェアの人たちはなく、花時もすぎて色あせた固体ばかりがひっそりと寂しく風に揺られていました。

  その他で撮影画像が多すぎ、主たるもののみをUpさせていただきますのでご了承ください。

キンキエンゴサク(ケシ科)もう終盤 紅がかったニリンソウ(キンポウゲ科)
ニッコウネコノメソウ(ユキノシタ科)葯は暗紅紫色 雄シベ4個のネコノメソウ
シロバナマキノスミレ 葉裏の紫色は薄く、距は細長い。葉の広げ方は垂直に上を向く
ニオイタチツボスミレ 花の中心がはっきりし、花弁は丸みあり、花柄に微毛ありなどが特徴
花弁のないアオハコベ(ナデシコ科)はめずらしい ムラサキケマンの変種のシロヤブケマン(ケシ科)
コクサギ(ミカン科)の雄花は総状につく ヤブサンザシ(ユキノシタ科)の雄花で葉先は丸い
ツルシキミ(ミカン科)雄花、幹基部が地上をはう ウスノキ(ツツジ科)果実の姿が臼に似る
ニガイチゴ(バラ科キイチゴ属)花弁は細く花弁と花弁の間にすきまあり、細い棘があり枝は無毛
ナガバモミジイチゴ下向きに咲き、葉の中央裂片が長く、東のモミジイチゴ、西日本はナガバ・・
クマイチゴ日当たり良い荒地に咲き、花期は遅めの5月〜、棘はまっすぐ横に出て枝は赤紫色

 他にも谷筋では白い花びらのミヤマカタバミが大満開でした。咲いていたものはセントウソウ、カテンソウ、ユリワサビ、マルバコンロンソウ、ヤマルリソウ、ミヤコアオイ、ミヤマハコベ、キランソウなどがきれいに春を謳歌しています。

 なお、ポンポン山山頂へは14:30ころになってしまいましたが、まだ多くの方がたむろしておられました。上ではクロモジ、サカキ、アセビの花々が超満開で華やいでいます。
 この山頂では17種の樹木の花を確認済みですが、これから6月にかけ時期を変えていろいろ開花しますので、みなさまも是非訪れてご覧になってください。

 ただし、昨秋に2本並んでいた愛宕山が見える北側のクマノミズキ、イソノキが無残にも、またしても切られてしまったのは残念です。
 お願いです、山頂付近をこれ以上切りまくって街の公園のような無残な姿にはしないでください。この山域は私有地です。
 ブルーシートを張ったり、木を切ったり、ベンチをこれ以上作ったりするような行為をしている人を見かけた場合は勇気をもって注意しましょう。「あなた個人の山ではないでしょう、自分の好みで手を加えないでください」と!!

 そして山頂を後にした私はまもなく開花時期を迎えるクリンソウ地より、第一ベンチから西山キャンプ場へ向けての尾根に進みます。
 びっくりでした。これだけ満開のコバノミツバツツジのトンネル状態道を歩かせていただくことができたのです。。

 いつも通っている道ですが、このようなきれいな時期は初めてのような気がしました。この淡いやさしさの薄紫色のコバノミツバツツジは落葉小低木のために麓からではそのきれいな様子が見えません。
 背の高いタマミズキの真っ赤な実は初冬の頃に麓からでもよく見えますが、低木のこのツツジは山歩きをされない方々には決して目にすることのできない景色なんですね。
 歩きながら思いました、これからはこの道を正真正銘の「つつじ尾根」と命名しよう!っと・・・

 本日前半に歩いた小塩山編はこちらからご覧ください。

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