京都西山ポンポン山徘徊'11.10.28 晴のち曇

 忙中閑ありのこの日、またまたキチジョウソウ(ユリ科)の開花状況とタマミズキ(モチノキ科)の探訪を楽しみました。しかしながらキチジョウソウは今年最初の13日に蕾を確認してから2週間も経過しましたが、まだやっと蕾が開いたくらいで開花には程遠い状況でした。

今年のキチジョウソウはなかなか満開とはなってくれません・・

 また、タマミズキの探索は2番目の発見箇所へようやく辿りつくことができました。その樹下へ行くために岩石累々の沢筋を遡行し、さらに激急な山肌を這い上がってうろうろ斜面を回りまわってやっと着いてびっくり、それは登山道のすぐ近くにあり、山の方角の確かなとり方の難しさと自然の大きさに改めての感動の探索行でした。

念願だった2番目のタマミズキ雌株の株元までようやく行くことができた。果実は約3mm

 それから次はひょんなことからの出会い話です。何気なく展望地から眺めていたところ周囲で一番目立つ樹形からやっ!、あれはタマミズキでは?、とまたしても激下り斜面を探しに行くと、こちらはやや細い4番目のタマミズキを発見することができ望外の喜びとなりました。
 でもこちらのタマミズキの上には関電の電線が通っていますので、そう遠くない日(タマミズキは成長の早いことも特徴)には伐採される運命になりそうな箇所でしたが、それまではずっと見守っていこうと思います。

4番目の発見、タマミズキ雌株 左は葉裏、葉柄が赤っぽいのも特徴

 ポンポン山山域のわたしのテリトリーではこれで雌株3(発見1、2、4号)、雄株1(発見3号)の四箇所が確認できました。最後の画像からもお分かりのように葉が残って真っ赤な果実はやや分かりにくいのですが、枝の張り方がはっきりしており、樹形は箒を立てかけたように見えなくもありません。

 晩秋から初冬にかけて私は山歩きのなかで箒状の樹形や真っ赤な実のつく樹木であるタマミズキを目で追うのが楽しみのひとつとなっています。
 それにはまず樹形からあたりをつけます。そしてすっかり落葉してしまう11月下旬から12月以降では真っ赤な実が鈴なりについて遠目には木全体が赤く山肌を染め上げるような様子を探し出します。

 わたしにとってタマミズキは12月ころでは次のようなことを思わせてくれる樹木なのです。それは押し迫った年の瀬の頃ともなりますと、鈴なりの赤い実の様はすごくよく目につき、わたしの今年の山歩きも元気に歩くことができたようだし、もうまもなくお正月がくるのだなぁと感傷的な気分にさせてくれる大好きな樹木なのです。

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