京都西山西山古道'11.11.25 晴    

 京都西山三山の紅葉を狙って西山古道のハイキングを楽しみました。今回は西国札所20番の善峰寺を登山口にしてポンポン山を代表とする西山連峰の山麓を緩やかな道が西山古道として整備され、二番目は柳谷観音の楊谷寺、そして最後に西山浄土宗総本山の光明寺をめぐる紅葉のハイキングコースでした。

 さぁ、スタートです。JR向日町発一番のバスは観光客で満員です。9:10に登山口でしたが全員が善峰さんに入られ、西山古道に向かったのは私ひとりです。門前の紅葉もきれいです。

善峰寺門前もきれい 最初の展望台より善峰寺全景と小塩山

 私はサイトシーイングでなくトレッキングが好み、一人ぼっちでもそんなの関係なく山道をどんどん道標1番から順次進んで行きます。もちろん最初の展望台にも立ち寄り善峰寺と小塩山を一緒に眺めてご満悦です。

 すぐにポンポン山への分岐を右に見て南へ水平道を進むと落差5~6mの小さな白糸の滝が落ちています。名前負けしているきらいがありますが・・・・

 

 滝から15分ほど歩くと朽ちた山小屋の先に嫁入り道を左に見て直進はクリンソウ地、そして道なりに上がると京青の森の四差路でベンチもあり一息入れます。その後のゴルフ場でもきれいな紅葉が太陽に輝いています。

京青の森 ゴルフ場の紅葉

 その後にはいつもの展望台(10:08)から比叡山などがばっちり鮮明に見えました。そしてなだらかな尾根を進むとコナラの紅葉も始まっています。

蓬莱山、比叡山、音羽山など コナラの紅葉

 クロバイやタマミズキの雄株を確認し尾根の最後は急な下り坂、そこにはタマミズキの赤い実が青空をバックに鈴なりです。
 谷筋には今年の7月に地元のボーイスカウトの製作でトイレ小屋が設置されていました。谷川を渡って少し谷を登ると道標10番です。
 ここから柳谷観音さんの紅葉見物に行きますが、道標そばに新しく獣よけの金網が設置されハイカー用の扉を開けて通らせてもらい駐車場に出ます。なお、この道標10番へは観音さんからまた戻ってくることになります。

 さぁ、観音さん楊谷寺(10:45~11:00)の紅葉ですがどうです。すばらしいでしょう。駐車場にははるばる三重ナンバーの大型観光バスがいます。「京都西山三山の紅葉めぐり」との標示が貼ってあります。

柳谷観音楊谷寺の紅葉

 見物が終わればまた戻ります。金網を入って出て道標10番に戻って右側の新しくなった林道に入ります。しばらくで左の山道に入るとすぐに道標11番(11:07)です。
 ここから3本の道がありますが、今日は最初の「勾配急で危険」と標示のある道を左へ進みます。最初はゆるやかな尾根を行きますが、分岐から15分ほど過ぎると急な岩交じりの下りが出てきますが、足がかりに注意しながらロープや周囲の枝をたよりに降りれば急下りは5分ほどですからそう対した危険さもないでしょう。

 道標15番(11:29)に降りれば他の2本の道に合流でホッとし、すぐに十人橋を滑らないように渡ります。すぐに今年の6月の土砂崩れのあった箇所は迂回路がかたまっています。

 そして鉄製の橋を渡ってお目当てのキチジョウソウのお花はどうなっているのかと覗き込むと、無残にもいずれもチギリ取られているではないですか・・・
 残念です、心無いしわざに泣きたい気持ちでした。でも葉ごとごっそり盗掘はされてはいなかったのでよしとしましょう。

 立石橋(11:40)、ここのゲートが閉まって土砂崩れにより通行止めと標示があります。しかし、いつものお役所仕事だ、道は通れるだろうと判断して行くと確かに車は無理ですが、歩くにはどうってこともありません。西山キャンプ場まで進みここから右の細い道を登ります。
 なお、林道の土砂崩れ箇所は来年3月の年度末に工事します。いえキット?・・、毎年のことです。これがお役所の仕事なんです。必要もない工事と思うんですがネ・・・?

 そして最後の登りを頑張ると野山にある2箇所の梅林へ着きます。ここで比叡の水井山、横高山など見ながらお昼(12:10~30)としましょう。梅林の手入れも高齢化でなかなかできないようです。

 食後は二つの分岐を右に見送って左の尾根に入ります。梅林から10分も歩けば左への細い道を分けて広い右への道、子守勝手神社へとの小さな標示方向へ下って行きます。この下って行く尾根にはネジキの紅葉も楽しめました。

ネジキ(ツツジ科)の紅葉、葉、木肌

 子守勝手神社への標示箇所から10分でタケノコ林の三叉路、ここを左折し、最初の分岐を鋭角に右に下って進みます。すると放生池に突き当たりますが池を見ながら右折して緑色の金網の左を進むと光明寺下へ出て西山古道の終点(13:00)となります。

 さて京都西山三山の最後は西山浄土宗総本山の光明寺でした。ここへ喜び勇んで入門です。こちらは11.12~12.4まで紅葉の特別入山期間で有料となっています。500円ワンコインできれいな紅葉鑑賞の始まりでした。

 さすがに平日のためにおすなおすなの観光客ではなかったのですが、明日の土日は人ごみで大変でしょう。早速その紅葉ぶりをご覧いただきましょう。

 『もみじ参道』

 総門から薬医門をへて玄関へいたるゆるやかな坂道の参道は、両側から楓の木々が大きく枝を伸ばし、紅葉の季節には華やかな紅色のトンネルになります。また、初夏の青葉も心に深く残る美しさです。(パンフより)

 結局この光明寺のもみじの紅葉に半時間も心遊ばせていただきました。まだまだ紅葉の見ごろは持ちそうです。みなさまも是非一度訪ねて見られては如何でしょうか。

 なお、今回私の歩いた西山古道のコースは3年前に新しく設置されたルートです。今日は道標が1番から立石橋19番まではしっかり設置されていました。
 しかしその後の道標はきっちりとは見当たらず、番号なしの道標がキャンプ場入口、野山の最後の加陽が丘分岐の二箇所にしか西山古道としての道標が残っていませんのでご注意ください。
 どうやら最近のルートは立石橋から光明寺までの間が少し変更となっているようです。(それは舗装道路歩きの多い街中を歩くコースに変わったらしいです。)でも私は西山古道のコースはあくまで今回歩いたものだと勝手に思っています・・・

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