京都北山干支の山 竜ヶ岳'12.1.2 雪のち曇  ルート図

 

清滝-大杉谷左岸-月ノ輪寺分岐-愛宕山-芦見谷-竜登口-竜ヶ岳-滝谷-
反射板-地蔵山-ジ-プ道-樒原分れ-神明峠-水尾尾根-明智越-JR亀岡

 今年は壬辰(ミズノエタツ)、そう辰年です。干支の山の竜ヶ岳はいつもの山のためにそう感動ものではありませんが、手っ取り早く片づけましょう。 

 嵐山、清滝ではすっかり雨に濡れました。もちろん空也の滝手前からの大杉谷左岸登山口にきても雪でなく雨がしっかり続きます。
 次第に大杉谷左岸ルートが急登となってきます。清滝から1時間ほどでヒグラシの滝を覗くと、いつものことですがなぜか心洗われます。もちろんここまでで結構な汗していますので格好の休憩ポイントとなるのでしょうか。

 さすがにこの滝あたりまで来ると雨から雪に変わりだします。あたりの山肌も雪化粧してクリスタルです。桜の園からまた急登が出だして京見岩上の岩の廊下あたりも雪の演出がすばらしく、あっというまに愛宕山到着です。
 山頂は−3度でそう寒さは感じられません。お参りを済ませて昨年の御札を返礼した後は、やっぱり今年も「阿多古祀符 火迺要慎」の御札をうやうやしく頂きます。

 ストーブ小屋でわずかに休憩をさせていただきます。この神社は火の神様です。街の消防団の若者の方々が息を切らせて上がって小屋へ飛び込んでこられます。普段山歩きされないのでしょう。消防団といえども苦しそうで気の毒なくらいです。

 10分ほどでいよいよ干支の山へ向かいましょう。外は降りしきる雪また雪です。今日ばかりは展望いっさいなく、ただただ歩くのみの雪中行軍です。三角点地より降って水場で喉を潤し、芦見谷をどんどん行きます。もう少し雪があれば歩くのも楽なのですが、いろいろな状態の道、これも経験のひとつとなることでしょう。

 そして竜登口からの東尾根の急登は承知済ですが、北からの強風には思わずキャップ留めを取り出すほどで、岩場にも雪は吹き飛ばされてほとんどありません。
 それでも慎重に歩を進めていつものように竜登口より竜ヶ岳山頂まで半時間で到着です。

竜ヶ岳 921m、三角点なし

 山頂には昨年に比べて雪少なく、歩きもそんなに堪える状態ではありませんでした。もっとも本日の愛宕三山のうちでここだけが北風きつく、とてもゆっくりできる山頂でなかったのが悔やまれました。
 まぁこの頂にはいつでも踏めるところのためにそさくさと雪の期待できる滝谷へと下りました。途中にはやっ、なんとなくクリスタル!と思わず見とれてしまいました。↓

 しかし、期待の滝谷もそう雪多くなく、まして絶え間なく落ちる雪も止む様子はありません。いつも激降り斜面の後の滝谷での昼食ですが、この降る雪の下では用意のおせちも広げること容易ならず、立ったままでのおにぎりを口にするのが精いっぱいでした。

 道のあるなしの滝谷を遡行して今度は西の稜線に激登りをやります。ここでは固定ロープを利用させてもらいます。そしてなんとか反射板地ですが、これまた強風で寒い寒い!、休むことなく北へ地蔵山(京都府下5番目の947.6m)ですが、反射板地から15分であっけなく展望のない1等三角点石標が薄っすらと雪をかぶっているために手で雪を掃います。
 もちろん竜ヶ岳とともにここ地蔵山も誰一人として人影はありません。ここでも立ったままで行動食を取ります。降りしきる雪はまだまだ止みそうにありません。引き返す道の我がトレースももう消えかかっています。

 こんどはジープ道へ出ました。いつもなら眼下に牛松山や南東方面にポンポン山などが展望できるのですが、今日ばかりはそうはいきません。
 ジープ道からまだまだ雪残る嵯峨樒原分れを左折し、神明峠へクリスタルな景色を眺めつつのんびりと降りますがこのルートで最初の鉄塔地あたりまでくると雪は消え、そして空からも止んでいます。

 このルートには今年の台風12号時に大変な倒木散乱で極めて歩きにくくなっていたのですが、やっぱり奇特な人はいるものです。道はすっかり片づけられていました。感謝しながら神明峠まで降りてこれました。

 神明峠下のゲート地から水尾尾根へ登ります。最初の登りが急で堪えますが、なんとかゆっくり進めばそうしんどい登りでないことも分かっています。
 稜線に乗ればそこそこの展望地が鉄塔下に繰り返しでてくるのですが、もうあきらめて歩きます。でも次第に青空が見え出してくれました。
 嵐山富士や唐櫃越あたりの沓掛山も展望がかないました。後は明智越を土用の霊泉、無念堂などの標識地を軽快に歩いて7時間強で保津川降りの町中まで降りてこれました。

 保津川橋あたりまで帰ってくると寒風の冴え渡る山並みが大暑山、小塩山にポンポン山がしっかりと顔見せしてくれています。でも振り返って歩いてきた愛宕山方面は雲が取れなくて変わりに牛松山がご苦労さんといってくれているようでした。

 なお、本日歩いた様子はこちらのアルバムからご覧ください。

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大杉谷左岸より竜ヶ岳